CIRCADIA
サーカディア
公式サイト 有限会社アルヴィオン
サーカディア公式サイト
機種・その他 PS　CD-ROM2枚組
ADV　5800円
1999年1月14日発売
発売元：ソニーコンピュータエンタテイメント
個人的評価
総合評価 ★★★★ 今やってもあまり古さを感じさせない作りは秀逸！聖ラブ！
シナリオ ★★★ ややご都合主義の感あり。しかし会話パターンの豊富さは圧巻。
グラフィック ★★★ 個性的な絵柄は好き嫌いが分かれる。
ムービー、背景共に丁寧に作られている印象。
音楽 ★★★ 近未来っぽくクールで良い。
ボイス ★ PSの容量の問題かパートボイス。ほとんどしゃべらない。
システム ★★★★ ムービーが多いが、ロードはほぼ無し。
サクサク進むのでかなり良い。
キャラクター ★★★★★ 個性的。下は小学生から上は二十台半ばまでよりどりみどり。
難易度 ★★ クリア自体は簡単。初回は別の意味で色々嘆きますが。　
脇カプ度 ☆ 無
備　考
★片山　弘樹 主人公。１６歳。高校２年生。
現在叔父と二人暮し。掃除が趣味。のんびりした性格のごく平凡な高校生だったが…
<ＣＶ：檜山修之>
★影守　聖 １７歳。高校３年生。現役の脳神経外科医。クールな毒舌家<ＣＶ：三木真一郎>
★竜門　要 １７歳。高校２年生。明るくサワヤカで元気…しかし極貧でバイトに追われている。色々と事情があるようで…。<ＣＶ：関俊彦>
★大塚　守 １６歳。高校２年生。物理学科で実験に打ちこんでいる。無理し過ぎでたまに倒れる。<ＣＶ：緑川光>
★速水　健吾 １８歳。高校３年生。スポーツに打ちこむ生真面目な青年。<ＣＶ：速水奨>
★五十嵐　啓介 ２５歳。カメラマン。今は主人公の叔父と組んで取材している。過去に何か…<ＣＶ：井上和彦>
★桐生院　綾彦 １７歳。高校３年生。人付き合いが苦手で良く本を読んでいる。案外怖い<ＣＶ：置鮎龍太郎>
★保阪　良太 １０歳。初等部５年生。元気で生意気ないたずら少年。優美に憧れている<ＣＶ：田中真弓>
★朝倉　優美 １６歳。高校２年生。典型的回復系ヒロイン。
<ＣＶ：白鳥由里>
★如月　美海 １２歳。初等部６年生。事故で記憶を失い入院中の少女<ＣＶ：紗ゆり>
★桐生院　深雪 １５歳。高校１年生。少々ぶっ飛んだ思考の箱入りお嬢様。しかし実は残酷な運命に翻弄される少女
<ＣＶ：矢島晶子>
★杉浦　泉 １６歳。２年生。バンド活動にいそしむ活動的で勝気な少女<ＣＶ：安達忍>
★乾　沙耶香 ２４歳。英語教師。先生には見えない派手な姿だが、面倒見の良い人<ＣＶ：勝生真沙子>
★矢沢　麻衣 明るく元気。そして実はオカルト好きなスポーツ学科の少女<ＣＶ：長沢美樹>
★篠原　智美 １７歳。高校３年生。上品で優しいピアニストを目指す少女<ＣＶ：井上喜久子>
ここが○ テンポ良くサクサク進む
キャラが個性的
会話パターンが豊富
ここが× イベントCG無し
声付パートが少ない
キャラ別EDがそっけない
ストーリー紹介

近未来。
海に浮ぶ都市…ブルージェネシス。
主人公の片山弘樹は叔父の仕事の都合でこの街に住むことに・・・。

転校初日、謎の化け物に襲われ…なりゆきから世界を救うようにと言われてしまう主人公。
平平凡凡な人生のはずだったのに！？と嘆く暇もなく
とりあえず、一人では勝てないので仲間探しからスタート。

街に一つしかない学院で、主人公は様々な人に出会う。
毒舌家な天才医師、ちょっとズレたお嬢様、記憶を失った少女、バイトに奔走する少年…。
自分と同じように戦う力を持った仲間を見つけ、彼らと触れ合う主人公…。

夜毎見る不可思議な夢。
今も残る幼い頃の火傷の痕。
両親のことを話そうとしない叔父。

そして、思い出せない・・・幼い頃の事・・・。

主人公は闘いの中で何を知るのか・・・？













その他・感想


聖さんは未だに一番大好きなキャラです。
シナリオ

物語は・・・謎の緑ウサギに世界を救うために仲間を集めろ！とか無茶言われた主人公が奮闘する話です。

適度に謎も散りばめられ、先が気になって止め時を失います。
１プレイはそんなに時間がかからないので、まあ、やりなおしてもいいかなと思えるし。

とにかく掛け合いが楽しいゲーム。
主人公も可愛い天然かと思いきや、なかなか辛辣です。
っていうか、男性キャラはチュラルにブラックな人が多い気がします。
平気でひどい事言うし。
でも、それがちゃんと笑える範囲での“ひどい”なのがいい感じ。
ちなみにちょっとした所でセリフが細かく変化したりもするので、丁寧に作られてるなーという印象です。

キャラクターも個性的で素敵。
高校生にして天才脳外科医とかいうぶっとび君や小学生のワルガキ少年まで色々網羅しています。

ちなみに、事前情報無しでプレイすると大半の人は途中のイベントで一度ショックを受けます。
取られたーー！って。
システム


ロードをほとんど感じさせない！という所がまず凄い。
ムービーも戦闘などでちょくちょく入るのですが、そういう時に全くストレスを感じません。

あと、全体的に7年も前のゲームだという古臭さもあまりなく、今やってもさほどシステム的に気にならないのも凄い。

確かに、音声がちょっとしか入ってなかったりと、当時を思い出させる部分もあるのですが。

ADVですが、戦闘有、各キャラにミニゲーム有、と色々豪華です。
そして、上手くやらないと仲間を敵に取られるという嫌なシステムがプレイヤーの心を抉ります。
心臓に悪い・・・けど、面白い。
取られたキャラによって後のイベントでセリフが細かく変化するので、そういった楽しみもあります。

ミニゲーム、重ねてPONもなかなか楽しいですし。

スキップ機能あり。
グラフィック

ちょっと個性的です。
慣れると、もうこの絵じゃなきゃだめだ！他は有り得ない！と思いますが。
あと、後々の関連書籍なんかの絵は綺麗になっていて、ゲーム中ほど個性激しくないんですけれど。

そして、システムやストーリー面で古さをあまり感じさせないサーカディアですが、さすがにPSなので画像はちょっと粗いかも。

でも、立ち絵がギザギザとかいうこともないし、充分許容範囲だと思います。

背景のグラフィックなんかも、パターン多いし綺麗だし。

惜しむらくはキャラ別ムービーがある代わりに、イベントCGとかが皆無なこと。
コレ、イベントCGとかあったら大分華やかになったと思うんだけどな。

せっかくキャラ別ムービーあっても、顔も出ない（倒れてるだけ）キャラもいるのでちょっと残念。
EDには辛うじて1枚絵っぽいものがあるにはありますが・・・うーん。
感想


最愛のゲームです。
久々にやり直したら物凄い勢いでハマってしまいました。
男女どのキャラも大好きだーー！

そして、今やってもさほど古さを感じさせない事に驚きました。
まあ、３Dのゲームとかだと粗さが目立って仕方ないですが（当時、凄く美しいと言われたFF７とかだって今見ると箱人間状態だし）２DのADVはきちんと作られてれば、そこまでの違和感はないのかも。

とにかくテンポのいい会話と嫌味の無いキャラ達が好きです。
主人公もギャルゲー主人公っぽくなくて、なんかさらっとしてるし。


絶対お勧めの逸品！


レビュー日：2006.07.06
ネタバレ感想











聖さん大好きだーー！
要大好きだー！次こそED見るぞーー！
綾彦さん・・・取られた・・・。
深雪ちゃん、幸せにしてあげるよーーー！

と、まあ、色々叫びたくなるゲーム。
晃さんも素敵だったか。

えっと、ここのネタバレ感想は後ほど追加します。
初回プレイは7年前だし、今7年ぶりの2周目プレイは・・・まだ終わってない。
古い記憶で書くより、新鮮な感想の方がいいかなーという事で。

物凄い勢いでハマってサイトを作ったので、こういう半端な事に・・・。