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	俺達の世界わ終っている。 発売元 RED 機種・その他 Vita/新世界ADV 2017年11月9日発売 CERO　C　定価6800円(＋税) 個人的評価 総合評価 ★★★ 凄く面白いんですが、色々残念 シナリオ ★★★ 話は面白いものの下ネタ、エロネタ多数でやや人を選ぶ グラフィック ★★★★ 可愛い絵柄に淡い塗りが素敵 音楽 ★★★ 普通 ボイス ★★★★★ 皆さん、上手いです！ システム ★★★ 周回前提なのにスキップ周りがいまいち不親切で残念 キャラクター ★★★ 個性豊かすぎてちょっと引くレベル。残念 難易度 ★★★★ 難しい！初回はノーマルEDになりがち。残念 脇カプ度 ☆ 無 備　考 御前令二 主人公。本名、御前令二。社内での通称は午前零時。平凡を絵に描いたようなのに女子にもてるラノベ男。CV:逢坂良太 尾張世界 ゲーム会社、ジャッジメント7の社長にして天才プログラマー。ただし変態でエロの事しか考えていない。見た目は悪くないがきもい。　CV：杉田智和 イルカ2号 尾張の大学時代からの友人で、社内のシナリオ担当。ふくよかな体に常にサングラスで奇声を発している。発言は中２で難解すぎて何を言っているかよくわからない。とりあえずきもい。　CV：松岡 禎丞 例によって女子は割愛(可愛いんだけどね) ここが○ 空想科学ADV的な話が面白い ぐいぐいと引き込まれる先の気になるストーリー 個性豊かなキャラクター達の意外な内面 淡く綺麗な絵柄 30時間超えのボリューム 声優さんの見事な演技 ここが× 選択肢が少なくほぼ1本道のシナリオ 頻出するエロネタ、下ネタがくどすぎる 周回前提なのに遅いスキップ 時たまエラー落ち(アプデで改善したっぽい) 長いのに難易度高めでやりなおしがつらい ストーリー紹介 浅草にある弱小ゲーム会社ジャッジメントセンブン 今日も今日とて新作RPG開発に精を出す個性豊かなメンバー達。 天才プログラマー、尾張の作ったヘッドマウントディスプレイで拡張現実を使ったゲームの実験をしていたが 何故か完璧な作りの仮想空間浅草にトリップしてしまう。 更には仮想空間の出来事が現実にまで侵食してきて・・・。 彼らは無事にこの難局を乗り切れるのか
	その他・感想 一言で言うとシュタゲ的な空想科学ADVの仲間。 そこにエロと下ネタと恋愛ぶっこみまくった感じ。 個人的な感想として、このゲームは凄く面白かったです。 クリアまでの３０時間弱、睡眠時間も削ってぶっ続けプレイして連日寝不足だったくらいには面白かったです。 ただ、好きかと聞かれると多分あんまり好きじゃない気もしますｗ ちょっとADVに飢えてたんですよね。 それでネットでそこそこ評判が良くて、尚且つマイナーなゲームってところもくすぐられて、更に男キャラエンドあるって聞いてすぐ買ったんですが・・・。 難易度高かった！ 色んな意味で高かった。 プレイしてきっちり楽しめましたが、とりあえず女性プレイヤーにはあまり勧められる作品では無さそうです。 シナリオ 公式がギャルゲーじゃないと断言しているのをジャロに訴えたいレベルのギャルゲーでもありますしね。 あと何度も言うけどエロネタ、下ネタがくどい！ 私はギャルゲーやエロゲーも割と普通にやっちゃうタイプなので、そこそこの耐性はあるはずなのにそれでも始めて数時間は不快なあまりに本体ごと壁に投げつけようかと思いました。 なんかもう気持ち悪い以外の感想が出なかった。 ストーリーは拡張現実で、現実の景色にテクスチャを貼り付けてダンジョンぽくした映像が見える、なんて仕掛けを試していたはずが何故かメンバー全員謎の仮想空間浅草にトリップしてしまうという話。 そこに至る理論はシュタゲなどを髣髴とさせて非常に面白い。 でも、面白くなるのは4章以降。 それまではひたすら続くエロネタ(粘液を出す触手モンスターに襲われてデロデロになる女子メンバーとそれを喜ぶ男メンバー的な)、執拗に続く貧乳ディスり(一人だけ胸が控えめな女の子をメンバー全員でディスる)、どこまでも続く男キャラ達のセクハラ発言、エロ担当でエロ発言しかしないエロゲでも出ないような露出女NPCとか。 アサノさんへの残念連呼や貧乳ディスも仲間内のおふざけといじりだとしても見てる側からしたら結構不快なんですよね。 正直気持ち悪かったし、不快だし不愉快でした。 っていうか、私は貧乳の方が好きだ！！(個人的にはロリ好きだ！ターニャが本命だ！！) 主人公さえもむっつりスケベなので地の文すらも「巨乳が！巨乳が！」とか言っててもう逃げ場がない感じ。 そもそも、私は貧乳派だから主人公とは趣味が合わん！ と、スナギツネ顔になりながらプレイすること4章。 物語が動き出し、シリアスになってくると下ネタも減って急に面白くなりました。 先が気になるんですよ。 これ、どうやって乗り切るの？解決するの？って、お約束だけど仮想空間から出られなくなったりね。 しかもボリュームが結構あるので一難去ってまた一難。 ハラハラドキドキです。 ただ、ここにも別の難があって、シリアスで盛り上がって入り込んでた所でまた丸々1章使ってエロギャク話が入ったりね。 大変な危機なのにみんなでワイワイ、ノリツッコミやセクハラ始めたりで。 大変なときもマイペースなみんなが、こんな変人で愛おしいメンバーが好きだ！みたいな雰囲気になってるわけですが、プレイヤー的には結構冷めてスナギツネでした。 もうちょっとシリアスに寄せて下ネタ減らせば万人受けする名作になり得たのに惜しい。 いや、このゲーム的に言うなら残念だね。ナイネ！ システム ごく普通のＡＤＶです。 でも選択肢までスキップはありません。 画面切り替え時にいちいちウェイトが入るのが鬱陶しくてもそれを飛ばす設定はコンフィグにないのでいちいち待つしかなく。 周回前提なのに不親切なシステムはやや残念。 好感度でラストが分岐する形なのですが、途中からのやり直しはほぼきかず最初からどうぞな感じ。 好感度を上げていけばいいだけなのですが、時折出てくる時間制限選択肢が、ニコ動のごとくテロップで流れてくるのでちゃんと読んで考えるとか出来ません。 周回時にスキップかけたままよそ見してると、選択しそびれて無回答扱いになるのも面倒なところ。 難易度はやや高めで１周目は高確率でノーマルＥＤになります。 が、キャラＥＤに行かないと丸々１章分カットされていて話がつまらなくなります。 ウリにするくらい大ボリュームなので周回がつらい。 あと個人的には選択肢の少なさ、分岐の少なさも若干のマイナスポイント。 ほぼラノベ読んでる感じです。 なんかね主人公(とプレイヤー)が物語を動かしてる感じがしないのが残念。ナイネ！ グラフィック 可愛いです。 塗りも淡くて綺麗。 背景も綺麗です。 キャラは女の子は見た目だけは皆可愛いのに男はロクなのいない辺り、所詮ギャルゲーだよね、という所。 感想 残念ゲー。 色々惜しいです。勿体無い。ナイネ！(ゲーム中でナイス残念と使われていた) 宣伝をあまりしなかったのか、知名度が低いのももったいない。 だってストーリーは本当に面白いんですよ！！！惜しいよ！ あとは本当にもう少し下ネタ控えられなかったのかなあとか思いますが、そもそも女性プレイヤーは完全に想定してないギャルゲーだったのかな(公式はギャルゲーではないと断言してる。嘘付け！)。 仲間達は個性的を通り越して全員色々面倒で残念です。 しかし、それでも女子はまだ問題行動の裏に理由やトラウマがあって理解できるのですが、男はダメだ。 ただ、の中２変態奇声男で特に見せ場も無いイルカ。 正直、ダル(シュタゲ)みたいな変態風だけど実はいいやつで見た目どうでもよくなるくらいかっこいい！を期待してたんですが、ただのにぎやかしのサブキャラでした。 尾張世界は最初パッケージ中央にいるし主人公だと思ってたんですが、エロ魔人の変態でした。 見た目いいし、声もいいけどね。 仲間思いだし、スーパーハカーで時々かっこいいけどね。 男キャラのＥＤのあるゲームは買うぞー！な感じでやったけど正直どっちの男も別にＥＤ見なくてもいいや的な感にはなりましたｗ 世界はまだいいけど・・・友情や仲間ＥＤですら別に見なくていいかな、って。 真ＥＤの決戦あたりも下ネタ、エロネタ、ギャグが鬱陶しくなって未読スキップかけてしまった程度なのでちょっとね。残念かな。 あ、女子は可愛かったです。 イチオシはターニャとユウノ。 可愛いですね。事情を知ったら余計に可愛い。 アサノさんも趣味がアレなのはともかくまだ可愛い。 まあ、総評としてはそこそこ面白かったのでギリギリ損しなかったかなーくらいの感じです。 本当に下ネタギャグ耐性ある人ならもっとたのしめるはず。 あ、尾張ＥＤはちょっとだけ楽しかったけど、そうでもないか。 とりあえずやるなら真ＥＤ見ないと意味がないです(タイトル回収も真ＥＤだし) (2017.11.20記) ネタバレ感想 ギャルゲー好きな私ですが、このゲームはきつかった。 本当にきつかった。 ２章までがきつかった。 深夜アニメとかラノベって本当にこんな感じなのかなー。 ネタバレいきまーす！ ストーリーはメンバーが良く出来た浅草仮想世界にトリップすることから始まります。 元々はＶＲで現実世界に異世界テクスチャ貼る程度だったはずが、何故かという。 最初はメンバーの考えた設定のキャラとかが実際に現れて様々なクエスト(触手モンスターを倒せとか。そのために黒光りする棒を探せとか。ブラジャーしろとかしょうもない)をこなしていくこととなります。 当初はそんな事態を楽しんでいたメンバー達。 ところが、仮想世界から出られなくなったり、謎の黒服男達に追いかけられたり、果ては死んだはずの前メンバーの女性が現れたり、ゲーム用の設定に作っていたテロ事件がリアルに起きそうになったり。 それを主に天才プログラマーの尾張とタチアナの力で解決していきます。 この辺の流れはね、結構熱くて面白い！ 本当に何度も危機が訪れるし。 盛り上げ方が上手いんですよね。 キャラクターの掘り下げもされる度にみんな好きになってしまいました。 天然ふわふわ愛されっこのユウノが実はいじめられて、それでも無理に学校に行こうとしたせいで精神的に壊れて不登校になっていたり。 暴力女のアサノさんが実は引き取られた親戚からの暴力三昧のトラウマで大人の男が怖くなっていたからだったり。 精神年齢幼児な天才少女ターニャが実は養子であることから、自分の才能がなければ親に愛されないと恐れていたり。 七罪さんは途中まで可愛かったけど、基本上から目線だし、主人公ボロクソ言ったのにフォローしないし、イチレイイチレイしつこいからまあ、どうでもいいや。 友達に裏切られたのは可哀相だけど、他の人たちのトラウマに比べたら・・・何ていうか自分の選択の結果であり不可抗力の悲劇ではないかな、とか。 少女Ａことイチレイの悲劇や心理もぐっときました。 そもそも一番まともなイチレイは可愛いしいい子だった。 真ＥＤの恋をして自殺するプログラムを実行して消え行くのも儚くて切なかったです。 イルカと尾張は特にこれってエピソードもなかったな。 ま、ギャルゲーですから。 真相はね、完璧な仮想空間をつくれば体が死んでもその中で魂は生きていける。 ある意味の不老不死が実現するって言う研究をしていて(権力者に高く売れる)、テロ計画が上手くいけば仮想世界から現実を支配できるって事で、その研究がそうとうなお金を生むことになる。 そのためのデモンストレーションに利用されたという話でした。 イチレイは完全記憶の持ち主だったので、システム構築に協力していたという(ゲーム製作に仲間とともに携わったものの、若くして病死し、現実では皆に会えなかった) 彼女がいっそみんなと仮想空間でずっと一緒にいられればいいのにと願ったことが今回の事件のはじまり。 いくら元は同じプログラムを流用していたからといってそうそう、同期しちゃったりしないですもんね。 最後は彼女が自ら消えて全ての仮想空間データも消滅、と(主人公のことを好きになってたらしい)。 話は面白かったです 本当に凄く面白かった。 勝手から１度も中断せずクリアまで突っ走りました。 途中の中だるみ(主にイルカの世界)もありましたが、それでも面白かった！！！ 読み終わるまで眠れない、を実現した久々のアタリゲーです。 しかし、このゲーム一本道で分岐無いんですよね。 選択肢も好感度の上下だけだし、ゲームというよりは小説やアニメに近いのかな。 その辺はちょっと私好みではありませんでした。 ゲームである以上、主人公を操作して展開を変えたいっていうのがあるので。 なんかね、ついシュタゲと比べたくなっちゃうキャラや雰囲気なのも損してる感じ。 あっちに比べるとシリアスが足りないし。 ユウノがまゆしいっぽいのはいいとして、シュタゲのダル(スーパーハッカー)＆オカリン(中２だけど優秀)の役割を尾張(エロ魔人スーパーハッカー)とイルカ(ただの中２)が担っていしまっているせいで主人公の影が薄いというか。 主人公が意外と役に立ってないし。 ユウノが精神的に揺れたエピソードはいいところを七罪さんの結構ウザイ説教で終ってしまって主人公出番なしで拍子抜けしました。 更にイチレイゲーすぎかな。 仲間みんなが過去に亡くなったメンバーのイチレイ大好きすぎ。 それを主人公が乗り越えていくシナリオも用意されてはいるのですが、個人的にですが主人公の魅力がよくわからなかった。 人に気持ちに寄り添えるいいやつらしいんですが、一番活躍して欲しかったユウノさんの心を救う話では傍観者だし・・・うーん？ 何の特殊能力もないし、本当に役に立ってないイルカさんよりマシ程度かも。 中２世界の妄想とか結構本気でドン引きでした。 女子全員をはべらすハーレムエロ妄想(ターニャまで対象！？)とか、悪いけどナイネレベルじゃなくキモチワルイ！ あ、そうだ男ＥＤ とりあえずイルカ狙いだったのに尾張さんしか見れませんでした。 実は名家出身の尾張世界(会社が入っているビルも父親の所有物)。 お見合い話を断るのに男と付き合ってるという言い訳しちゃったから主人公、恋人のフリして！って話(１日限定でバイト代弾むからといわれてしぶしぶ承諾)。 興信所の人がつけてきているのを確認して手をつなぎ、夜のデートスポットで抱き合い、成り行きでラブホへ連れ込まれるという。 全編ギャグな話でした。 それでも一応、ラブホでは今まで守らなきゃ！と思っていたメンバー達が尾張が死んだかもと思ったときに自力で立ち上がり頑張っていた姿を見て、嬉しかったという尾張の心情がちょっとだけ聞けます。 主人公も尾張さんを助けて頑張っていきたい、みたいにちょっとだけ絆されてたり。 その後、本気か冗談かわからない尾張に風呂に連れ込まれそうになってＥＤ タイトルが「俺達の変態は始まっている」となっているので・・・ん？そういう方向アリなの？という含みをもたせているのかな？ でもさー、ナイナイ！ 尾張さん、イチレイには「次のゲームがダメだったらヤバイかも」「もう少し万人受けするものを作るべきかな」っていつになく弱気にな姿も見せてるけど、主人公にそこまで心許してる描写ないもん。 尾張さんが好意を持ち、自分の世界に一番入れることを許してた相手はイチレイだと思います。 だから主人公とどうにかってのはナイな。 単に変態だから新しいプレイを試してみたかったっていうなら止めないけど、萌えないしなー 面白かったけど。ナイネ！なゲームでした。 あ、タイトルが俺達の世界「わ」な理由は真ＥＤでだけ回収されます。 作戦名を打とうとした時にキーボードが壊れてて、Ｈが打てなかったのでＷで代用したというだけの話。

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