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	終わりのセラフ 運命の始まり 発売元 バンダイナムコ 機種・その他 VITA/全年齢(cero B) 2015年１２月１７日発売 6800円(税別) SRPG 個人的評価 総合評価 ★★★ キャラゲー以外の何物でもない。ミカEDがウリ！ シナリオ ★★★ 原作が面白いので大筋ははずさないが打ち切りED。 グラフィック ★★★ アニメ調。そこそこきれい。 音楽 ★★★ 特に可もなく不可もなく。 ボイス ★★★★ フルボイスで上手い。アニメと同じ。 システム ★★★ 妙にもっさりゲー。 キャラクター ★★★ 皆個性的で良いがミカ推しなゲーム。 難易度 ★★ 戦闘難易度は低い。むしろクリアに根気が要る。 脇カプ度 ☆ 無。ただし、キャラ同士(主人公不在)イベントは多数。 備　考 百夜　優一郎 主人公。吸血鬼を憎んでいる。熱血漢で家族を大切にする。CV：入野自由 百夜　ミカエラ 通称：ミカ。幼い頃生き別れた主人公の親友。主人公命！今は吸血鬼側にいる。CV:小野賢章 早乙女　与一 主人公のクラスメイトで友人。心優しく穏やかな弓使い。CV：岡本信彦 君月　士方 主人公とは度々対立するが、ケンカするほど仲が良いタイプ。頭も良く、強い。CV:石川界人 女性キャラは省略 ここが○ キャラ別EDがある。 ミカエラEDがある。 ここが× ゲームがもっさりしている。 クオータービューを十字キーという操作性の地獄。 第一部完！的な打ち切りED。 EDのあるキャラがシノア隊＋ミカエラのみ 攻略制限で初回はミカエラが見られない (シノアの好感度が最優先されるらしい？) ストーリー紹介 未知のウイルスにより、大人たちが死滅した世界。 生き残った子供たちは突如現れた吸血鬼たちの餌として家畜のように生かされていた。 吸血鬼に飼われる日々から逃れるため、幼い主人公たちは脱出を試みるも失敗。 仲間を皆目の前で殺されてしまう。 親友のミカエラさえも。 辛くも一人だけ脱出に成功した主人公は吸血鬼への復讐心を燃やし、 数年後、吸血鬼討伐部隊へと身を投じる。 ところが戦闘の最中、死んだはずのミカエラに出会い・・・？ ドラマチックタクティカルバトル(ごく普通のSRPGでした)
	その他・感想 キャラゲーです。 まごう事なきキャラゲーです。 終わりのセラフはコミックを１，２巻だけ読んで面白かったので・・・続きを、と思ったら何故かゲームを買ってきてました。 何を言ってるかわからないと思いますが、私もちょっとわかりませんｗ と、いうわけで原作知識薄めの人がゲームをやってみたらどうなるか、という感じのレビューでお送りしたいと思います。 シナリオ 基本的に原作に忠実なようです。 と、いえば聞こえはいいですが、要は原作をなぞっただけのキャラゲー。 選択肢はちょこちょこ出るものの、一撃死とかそのままBADEDになるだけでIF展開としては薄め。 しかもゲームにするにあたり、色々はしょってるのでとりあえず話はわかるけど残念な感じになっています。 コミックを読んでいたり、アニメを見たことがある人向け。 とはいえ、元々の原作が面白いので突然ゲームからでもそれなりには楽しめます。 見どころはパッケージにもなっている二人の関係。 本当に大切な親友同士で、今も想いは変わらないのに吸血鬼と討伐部隊という決して相容れない敵対関係になってしまう。 そして、親友のミカエラが清々しいほどの主人公命っぷりで萌え！ 主人公は離れてる間に色々友人が出来てしまったのでミカエラ命とまではいかないもののミカ大好きなのでいい感じに相思相愛(？)ですし。 二人のイベント絵は妙に密着度が高いです。 あれ？これ原作ジャンプだよね？的な。 ラストも原作がまだ続いているのでどうしても打ち切り感あるというか、第1部完！というか俺たちの戦いはこれからだEDだというか・・・なのが残念です。 ミカエラにEDがあるのが救い(ただし２周目から)。 システム ADVとSRPGで構成されたゲームです。 章立てですが短い場面転換ごとにシステム画面に強制移動してセーブしますか？って聞いてくるのが地味に鬱陶しい。 既読スキップあり。ギャラリーモードあり。 周回で高感度は引き継がれる模様。 戦闘はオーソドックスなSRPG ただし、レベルアップの概念はありません。 お金とか装備とかの概念もなし。 難易度設定をイージーにしておくと、最早イベント戦ですか？というくらいヌルイです。 戦闘はもっさりめで楽しむのはなかなかつらいので、難易度を上げるメリットも特に感じません。 キャラクター同士の好感度が上がると(必殺技使えばあがる)追撃とか庇うとか色々発動するので上げるべきは好感度。 あと、戦闘がもっさりです。 何がつらいってクオータービューなのに操作は十字キーのみ。 必死でアナログスティックいじりまくったけど微動だにしませんでした。 斜め移動が十字キーだと非常につらい。 LRにターゲットが設定されていたりもしません。 本当にきつい。 初期は移動や、敵を選んで攻撃するのすら上手くいかなくてストレス値マックスでした。 ちなみに、同じ事を声優さんも思ったようで初回特典の声優インタビューで(ゲーム好きの方だったらしい)【クオータービューで十字キーはつらいって話を製作スタッフの人と話したんですけど「社内でも紛糾しましたが、今回はこれになりました」って言ってました。 僕が遊んだのはまだ製品版じゃないので、発売されたらまた違うかも。】って言ってたんですが結局クオータビューで十字キーです。 そのままだったと思われます。 っていうか、これについては２周目が終わる頃には私もすっかり慣れて普通に操作してたんで、作ってる側なんて何十週もしてるからその辺わからなくなっちゃうんだろうなと思いました。 とりあえず、プレイ最初は地獄のように操作しづらいです。 更に戦闘のもっさり度を上げているのが攻撃時のモーション。 いちいちアップになって振りかぶって、カットインが入って・・・みたいな。 もっとサクサク戦いたいんじゃ！！とフラストレーションが溜まります。 イマイチ。 好感度を上げるためのフリー戦闘もありますが、ミカエラ狙うなら周回必須なので、フリーで遊ぶ必要性はあまり感じませんでした。 あ、ストーリー戦闘は基本シノア隊のみ操作ですが、フリーではグレン隊や柊家の面々も使えます。 繰り返す増すがキャラ別イベントやEDがあるのはシノア隊とミカのみです。残念。 せめてグレンは欲しかったと思う人も多いはず。 尚、戦闘での好感度は主人公対仲間以外も仲間同士で上げることが出来てそれぞれキャラ別イベントが起きます。 ミカエラは主人公としかイベント起きないけど。 シノア隊は仲間間で好感度イベントありです。 EDは主人公とのみですが。 あと、好感度の優先順位はシノアが一番だとかでシノアをマックスまで上げちゃうと他キャラの好感度マックスにしててもEDが強制シノアらしい・・・と見ましたが怖いので試していません。 ミカEDだけ見れたら十分さ！ あと、戦闘後や戦闘中に何度かエラー落ち＆再起動くらってリアルに泣きました。 戦闘中ランダムで発生する会話(隣接ユニットに話かけられる)では、ミカ＆主人公がいい感じにラブラブしてます。 グラフィック アニメ準拠のアニメ塗り。 アニメ見てないからわからないのですが、多分アニメのカットも流用してるんじゃないかな。 イベント絵や戦闘の必殺技カットインは綺麗だと思います。 感想 実はゲームを買った後に感想やら攻略のページを探したんですが・・・攻略はあったけど感想ってほぼなかったんですよね。 そういうのもあってマイナーゲー紹介好きとしては書いてみたくなりました。 ツイッターで感想とか探したら多少はありましたが・・・ツイッターの情報って即時的で断片的だから後から探すと結構わかりづらいんですよね。 感想としては所詮キャラゲーで端折ってるので色々惜しい感じですが・・・主人公＆ミカエラのラブラブっぷりは省略してなさげなのでそこはオススメです。 あと、原作が今どうなってるかわかりませんが、多少なりとも幸せそうなミカエラが見たいなら、ってとこかな。 SRPGとしてはほぼ勧めません！ 原作が終わってないから、ゲームの話も途中で終わってて、何も解決してません。 第１部完。 そんなゲーム。 あ、初回特典付はいまだに残ってることもあるけど、インタビューとかのDLは2016.12.16で終了しています。 (201701.02記) ネタバレ感想 クリアしたぞーーー！ 説明が結構適当だったせいか、私が読み飛ばしたのか好感度を上げる手段が戦闘中の会話(ランダム発生)しかないと思い込んでて無駄に周回したのは秘密です。 戦闘長引かせすぎたせいか、エラー落ちも結構あったしひどいめにあった・・・。 さてさて、そんなこんなでミカED見ました。 初回はミカの好感度がCくらいまでしか上がらないので(SABCDでSまで行くとキャラED)ばっちりノーマルEDを見てしまいました。 ストーリーは多分原作というかアニメ準拠。 幼い頃に殺されたと思っていたミカエラが半分強制的に吸血鬼にされた状態で生きていて再会。 主人公はミカを助けたいと思う(人に戻したい)し、ミカは主人公が人間に利用されている(終わりのセラフ)から助け出したいと思うし・・・互いが互いを想っているのになかなか上手く行かない感じが萌えます。 特にミカは優ちゃん優ちゃんしか連呼しないんで・・・どれだけ主人公好きなの？ってなります。 これが少年漫画でジャンプなんだから恐ろしい。 まあ、公式の設定からしてミカの興味あることが「優ちゃんはなにをしているか」で主人公は「ミカのこと(心配)」ってあたりがもう、ね。 戦闘中に主人公奪還に訪れたミカ(２度目の再会時)は振り返らずに僕と逃げよう！と言ってきます。 ちなみに、お姫様抱っこで主人公を奪うという技を披露してくれてびっくりでした。 この時、選択肢が出てきて振り返らずに逃げるとBADED 仲間も何もかも捨てて二人で逃避行という。 絶対幸せになれない感じだし何の余韻もなくゲームオーバーですが、いい感じにヤンデレってるミカが可愛いので結構気に入っています。 正規ルートは振り返って、襲われているシノアを助けようとする方ですが。 その後、主人公の力が暴走して二人はまた一時別れてしまい、後日またミカが主人公を助けに来て再会(三度目) やっとミカエラが半分吸血鬼(強制的に高位の吸血鬼の血で吸血鬼化されている。人の血はまだ吸ったことがない)にされた経緯とかを主人公が聞くことに。 で、怪我もしてるし耐えに耐えてるけど、もう人の血をすわずにはいられないミカに主人公が自分の血を差し出すんですよね。 ここでまた選択肢。 しかも、ここの選択肢は選んだ後に強制BADとかないんで騙されますが、EDフラグです。 残酷にも、己の意思で人の血を吸う事を選べってやるとEDにミカ出てきませんでした。 あくまで、主人公のために吸って生き延びてくれってスタンスじゃないとダメっぽいです。 それで、ミカが主人公の血を吸って正式に吸血鬼になるんですが(青かった瞳が赤くなるのが切ない)このときのイベント絵はなかなか色っぽいことになっていました。 これが少年漫画でジャンプなんだから怖ろしいw ミカとのキャラ別イベントは、ちょっと靴紐切れて足元調べてたミカを見た主人公が「ミカがふらついてる！？」って勘違いして今度はミカをお姫様抱っこする感じ。 優ちゃん、心配しすぎ！的な大して中身のないイベントでした。 公式サイトでキャライベントを売りにしてる割に内容があんまりない。 主人公とミカに関しては原作時点でラブラブすぎて最早やることないのかな。 EDはノーマルでもキャラ別でも同じで、結局グレンを敵に奪われたまま第一部完という形で終わります。 その辺は原作未読だからわからないけど、とりあえず仇敵のフェリドは撃破。 ミカエラはクルルの采配で主人公の傍にいられるようになる(吸血鬼のままだけど)という中途半端なラスト。 何の決着もついてねええ！！ってなる感じでした。 ミカEDでは、とりあえずご都合主義的にミカは割りと自由に主人公とのんびり過ごせるという待遇です。 それでもヤンデレってるミカは不安になって、主人公に二人だけの逃避行をもちかけてきます。 でも、主人公はグレンも家族だから何としても奪還して、その後仲間たちを説得して・・・そういう形でなら一緒に逃げようとミカを説き伏せて終わり。 うーん・・・。 話が決着してないからキャラED売りにしてる割に弱いなあ。 キャラゲーとしてはこんなもんかな。 同じバンナムならコードギアスのとかの方が気合入った出来でしたが。 ミカと優ちゃんの関係は非常に萌えたので、今度原作追ってみようと思います。

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