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	後夜祭 発売元 翔泳社 機種・その他 商業/一般 ＰＳ/1999年2月25日発売 ５８００円(税別) 恋愛ＳＬＧ 現在はゲームアーカイブスとして600円程で ＰＳＰ・ＰＳＶｉｔａでプレイ可 個人的評価 総合評価 ★★★ 1周短めですが、サクサク出来て楽しめます シナリオ ★★★ 学園祭の成功目指して頑張る物語。青春です！ グラフィック ★★ 美樹本晴彦キャラデザ、作画監督ということで崩れもなく綺麗 音楽 ★★★ 普通 ボイス ★★★★ フルボイス！一部声がこもる以外は皆上手くて合ってます！ システム ★★★ 古いので今となってはややもっさり。 スキップなし、ギャラリー、回想なし、セーブは３つ キャラクター ★★★★ 男女ともにいい感じです。 難易度 ★★ 普通にやってればまず負けません。恋愛も難しくない 脇カプ度 ☆ 無 備　考 主人公 目なしのギャルゲー主人公。 高校3年生。学園祭の実行委員長になってしまった。 鈴木　悟 中性的な容姿の長髪青年。人あたりがよく、何でも器用にこなすが結構秘密主義者。ＣＶ：三木眞一郎 竹下　翔 元はサッカー部のエースだったが、怪我以降心を閉ざしている。スカシキャラ。ＣＶ：置鮎龍太郎 田中　裕太 クラスのややアホなムードメーカー。ＣＶ：森久保祥太郎 例によって女性キャラは省略。 クラスのマドンナやら文系眼鏡やツンデレお嬢様、無口無表情の子など各種おります。 ここが○ 絵が綺麗(古いのに今でも十分通用しそう) 目パチ口パクあり 低めの難易度でサクサク楽しめる 出し物が3種類から選べるので周回でも飽きにくい ここが× 古いため、システムがややもっさりで不便 ストーリーとしてはやや薄め ストーリー紹介 高校3年生の秋 最後の文化祭でクラスの実行委員長に選ばれてしまった主人公は 不承不承ながらも準備に取り掛かる その中で仲間達と交流を深め 高校最後の秋を満喫するのだった 目指すはクラスの出し物の成功 そして、後夜祭で意中の女の子とダンスをするために！
	その他・感想 おお！久々にやったら楽しい！ 実は、発売当時にプレイしてます。 当時は5800円もしたのに今なら600円くらいで携帯機プレイが出来るんだからいいよなー、って感じです。 1999年発売のゲームだけあって、ややシステムのもっさり度がアレですが、それを考えても、今やっても楽しめる一品。 シナリオ 学園祭のクラス出展を頑張る話。 以上。 クラスの出し物はたこ焼き屋、お化け屋敷、人力飛行機の3種類から選べます。 それによって起きるイベントが変わるのでとりあえず3周はさほど飽きずに楽しめるかと。 隣のクラスのツンデレお嬢様、西園寺がひたすらライバル意識むき出しで向かってくるのでそれに打ち勝つのが目標って感じですね。 一応、タイトルの通りに後夜祭でのダンスが最終目的なはずなんですが、その辺は割と忘れがちです。 女性キャラも可愛いんですが、ここでは一応男性キャラについて。 男キャラともきっちりしっかり個別EDがあります。 お気に入りは鈴木です。 軽くウェーブのかかった長髪で、声が三木さんで・・・クラスの女の子にもててるのに現状決まった彼女がいない。 更に男である主人公にまでゼロ距離で接してくるのでソッチ系疑惑もあるという。 ひたすら本人はソッチ系疑惑は否定してるんで、まあ、友情ＥＤだとは思うんですが・・・結構アヤシイ路線な気がします。 ここから先はネタバレの方に書きますが、個人的には両刀さんと思えて仕方ないw 竹下。 怪我のせいで好きだったサッカーから遠ざかってふてくされてるキャラ。 ストーリーとしてはこれぞ友情！的な変な深読みは出来ない関係ですが、サワヤカで好きな感じです。 田中。ハイ、友情です。 どっちかっていうとギャルゲーで女キャラ落としそびれた時の残念な時に出てくる男友達的な。 女子のシャワーを覗いて鼻血吹いて倒れたり、適当に告白して玉砕したりややうざめなキャラです。 嫌いじゃないが、萌えない！ システム 当時は問題なかったんでしょうが、今となっては古いです。 でも、1周短めなので許容範囲かと。 それでもスキップは欲しかったな。 ボタン連打してて選択肢を誤って押してしまう事も多数。 出展する内容にあわせて6分割された作業を仲間達でこなし達成度１００以上を目指すゲームです。 １つの作業につき、一緒に出来る人数は3人まで。 期間はほぼ一カ月。 一週間を作業に費やし、週末は仲良くなったキャラがいればデートイベント。 平日もお昼を一緒に食べたり、下校したりの時に会話イベントが起きます。 なるべく同じ作業を一緒に行うようにして、ついでにお昼や下校もいっしょにすれば好感度がガシガシ上がってデートにこぎつけられます。 クリア難易度は低め。 ただし、お昼や下校は狙ってない他キャラがランダムで誘ってくる事があり、これは断れないのでリアルにちっと舌打ちしたくなります。 イベント全回収を望むのなら目当て以外に誘われた段階で即リセットのかまえ。 文化祭の準備作業も曲者で主人公が作業選択出来るのは一番最後です。 (仲間達は勝手に作業を選ぶので)仲良くなりたい相手と同じ作業をしようにも人数上限超えてて出来ないとかザラ。 お昼や下校時にやってほしい作業を指定できるのでそれで調整すればどうにか、かな。 そうでもしないといつまでたっても進行しない作業とか出てきちゃうので、多少の調整は必要です。 あと、放課後に呼び出されて、ｙｅｓ・ｎｏ・無言の３パターンから選ぶ謎の会話イベントが起きたりします。 何の意味があるのかいまいちわからないけど、それは反応間違えてるだけなのかな。 いちいちリセットしないとロード出来ないので面倒で確かめてませんが。 基本セーブは毎日夜にするかどうかの選択肢が出てきます。　 セーブ時間はやや遅めでもったり。セーブ枠は３つ。 ロードするにはいちいちタイトルに戻る必要があるので、やや面倒。 イベントＣＧは今見ても携帯機の画面なら十分綺麗ですが、回想もギャラリーもなく、スクショも撮れないというなかなか鬼仕様(当時は多分普通) グラフィック 綺麗です。 美樹本晴彦さんがキャラデザと作画監督をつとめたそうで、古いゲームなのに綺麗。 立ち絵やイベントＣＧでこれといった崩れもなく・・・こればかりはなかなか、と思います。 感想 竹下のボイスが一部変に反響しちゃってるところがあります。 それ以外は特に問題なかったかなー。 古いんですが、システム面のもっさりも1周の短さからギリ耐えられます。 当時これがフルプライスだったのを考えると高いかなーと思いますが、現状のアーカイブスな値段なら十分すぎるほど楽しめると思うのでオススメ！ やはり特筆すべきは鈴木のアヤシサだよなあ。 当時は気にしなかったけど、今見ると本当に主人公といつか付き合いだすんじゃないかと思えてなりません。 ノーマルではなく両刀だとしか思えない！ ２０１５．０９.２０記 ネタバレ感想 はい！ネタバレです。 主に鈴木です。 あと福田とか？ と、いうわけで鈴木。 かつてＢＬゲームでもなく、恋愛でもなくここまでナチュラルに迫ってきた男キャラを私は見た事が無い！ 中学時代はまるっきり女の子的な容姿だったという鈴木。 両親の離婚から母子家庭(鈴木は母似らしく母親はとびきりの美人。本人談) 今でもウェーブかかったピンク系の長髪に長いまつげと他女性キャラより美人なんでは？なキャラです。 特にデレた後の立ち絵は妙な色気を醸し出していてアレです。 ストーリーって言えるようなエピソードはあんまりないかな。 煮詰まってた主人公を励ましてくれるって感じ。明らかに最終イベントなＣＧ一枚取りこぼしてる感じがするんですよねー。 2周したけどそこまでデレさせられなかった。またいつか挑もう！ ちなみに、週末のデートイベントはマリンスポーツを楽しむんですが、溺れたら人工呼吸してあげるよー？と普通に言ってきます。 そして、いざ主人公が溺れかけると｢人工呼吸かなー？｣って楽しげです。 溺れては無いので主人公が何バカ言ってんだ、的対応で終わりますけど。 溺れてたら普通にやるな、コイツ。 2回目のデートイベントはプールで情報屋な下級生女子(福田)に見付かって「僕らは人目を忍ぶ仲だから他言無用で」的発言をして主人公を慌てさせたりもしてます。 っていうか、デートとか以前の日常イベで福田から彼女の有無について聞かれた時も「実はもう黙ってられないから君だけに教えるけど、僕はコイツ(主人公)と付き合ってるんだ」とかかましてましたしね。 そんな冗談に釣られませんよ、と福田は言ってましたが。 冗談にしても同じネタ使い過ぎだろう。 本気か冗談か疑いたくなります。 そもそも、放課後の謎会話イベントでも熱烈に告白してきて・・・冗談でしたーっていうやつだし。 本音がわからんぞー？ お昼や下校時の会話を見てると、ノーマル指向なのを連呼してますが(片手におさまる程度の数の女性とのお付き合いはあったらしい。あと校内で彼女は作らない主義。)、その割に誕生日プレゼントくれるなら男(主人公)でもいいよ？とか手料理作ってくれるならそれなりに腕上げてね？とか お前と一緒の大学行くのもいいかもねーとかとかで・・・超好意的です。やっぱり・・・両刀？ そしてＥＤ 女子におふざけで女装させられたらめちゃくちゃ似合っちゃったのでそのままいましたーな話。 主人公が絶世の美女だと思って話しかけたら、実は鈴木で。 そのまま鈴木とダンスする羽目になるんですが・・・一応コレ、想い人と踊ると〜的なジンクスあるダンスだったよね？いいのか！？ 今度女装のままデートしようか？という爆弾発言で終わるんですが・・・ねえ。 そもそも、日常会話でダンスは今まで出てなかったとか、ちゃんと本命選ばなきゃいけないからなー的な事言っておいて主人公と踊るって・・・これはもう主人公本命だとしか・・・うーん。 屋上の秘密の昼寝場所共有したりもしたしねえ。 本人はお前の無二の大親友、鈴木ですってＥＤで述べてましたが怪しい…。 あと、文化祭準備で煮詰まった主人公を心配してレストランご招待とかなイベントもあったな。 一番強烈だったのはお弁当を一緒に食べるやつ(意外と出現率低め)。 主人公の口元についたご飯粒を甘い笑顔で取ってくれたあと、そのまま鈴木が食べるんですが、この時だけ主人公が鈴木にときめいてるんですよね(か、かわいい…みたいに動揺してました)。 なんかもう・・・ＥＤ後、一緒の大学行った上に気付いたら付き合ってた、になりそうな気がしてならない。 萌えるというか・・・萌えるんだけど色々どーなの？ってつっこみたいルートでした。 あと、竹下は良かったなー。 一言でいえば彼がまたサッカーをやり始める決意をするＥＤ お前があれだけ言うからまた始めようと思って」っていう竹下に対して主人公がさらっと「俺、何も言ってないけど？」って返すのはなかなか良かったです。 一緒にサッカーしてサッカーの楽しさを思い出させたり、一緒に観戦してサッカーに触れさせたりと遠回しに竹下が戻れるようにしてあげてはいるんですが、確かに一言も戻れとは言ってないんですよね。 そもそも出現イベントの時に主人公は竹下からお前は無責任に色々言わないな、って評されてたんで・・・口で言うんじゃ駄目だったんでしょうね。 そして女性苦手(緊張しちゃうらしい)な竹下はダンスには興味が無かったみたいで、ラストは主人公の肩組んで、サワヤカ友情で幕を閉じます。 これぞ、友情！親友！っぽくて鈴木みたいな怪しさもなく好きです。 良い話。 あとは女子キャラ。 ツンデレ西園寺が大好きです。 実は主人公の事好きだったってお約束だけど可愛い！ それから情報屋下級生の福田！ 可愛いんですが、実はこの子・・・ＥＤが無いんです。 そして更に言うと当時ゲームディスク内を調べた人によるとエンディングＣＧとボイスがちゃんと収録されてたらしいです。なのにＥＤ無いんですよね。 やっぱり彼女の正体が主人公の未来の娘だからその辺やめたのかなー。 未来の娘がお父さんの過去を見に来ましたオチだったはず。 それをボツにするということは、やっぱり主人公が鈴木とくっついて娘が生まれなくなる未来があったからなのか！？(変な方向に深読み) 尚、発売後しばらくした頃、ＰＣ版発売の予定があったようなので、そっちでの追加イベント用だったとか？ 結局ＰＣ版出なかったので何とも言えませんが。 とにかく、色々楽しいゲームでした。

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