エクステトラ EXSTETRA 発売元 フリュー エクステトラ公式サイト 機種・その他 ３DS/PSPVITA 個人的評価 総合評価 ★★★★ キスで世界を救え！っていうか男同士もキス有りですか？ 粗も多いけど、とにかく何か楽しいRPGでした シナリオ ★★ 薄っ！短いっ！会話とか楽しいだけに残念。 グラフィック ★★★ キャラクターがいいです。グラフィックは普通。 音楽 ★★★★ OPテーマ曲がいいです。その他も場面にあってます。 ボイス ★★★ フルボイスでないのが残念ですが、皆上手いのでまあOK システム ★★★ 戦闘システムが楽しいです。エンチャント命！ しかし周回要素やギャラリー無しで惜しい。 キャラクター ★★★★★ みんなイイヤツばっかりです。仲間LOVE！ 難易度 ★★★ カジュアルならまあ普通。ノーマルは難しいです。 雑魚敵にも瞬殺されます、 脇カプ度 ☆ 無 備　考 リョウマ 記憶喪失の青年。普通の高校生だったらしいが世界を救う「プリズマ」と言われる。CV:中村悠一 マサル 軽いノリの高校生。ムードメーカー。ゲーム好き。CV:江口拓也 ジン 文武両道の18歳。けっこうすかしてる。　CV:小野友樹 シホ アイドル脂肪の17歳。CV:石原夏織 ミズキ 黒髪ヒロイン。主人公に好意的。CV:日笠陽子 あと女子２名は割愛。 ここが○ 色々笑える展開多数。とにかく笑える！キス技とか！ キャラクターが魅力的！ 戦闘が楽しい！ ここが× システムもっさり。ギャラリーも周回要素もなし。 シナリオが薄め。 ストーリー紹介 異世界アメイジア 東京と異世界は謎の融合を起こし滅びへの道を急速に進んでいた その折、主人公リョウマは異世界に飛ばされてきた。 記憶もないまま世界を救う「プリズマ」だと言われる。 共に戦う「プリズマの騎士」を覚醒させることが出来るのもリョウマだけだと。 そして、覚醒させる方法は・・・なんと！キス！ 可愛い女子のみならず何故か男ともキスを余儀なくさせられながら 主人公は世界を救うための戦いへと身を投じていく。 世界の命運はそのキスに賭けられた・・・？
	その他・感想 Kiss or Die? 世界を救うためにキスをしろ、とかいうトンデモRPGです。 キャラデザはTonyでとても綺麗（何故かクソゲー率高いとか言われちゃうキャラデザの人だけど）。 しかし、Kiss　OR　Die？です。 RPGなので仲間には男キャラも勿論います。 つまり男キャラともキス、という本物のトンデモゲーです。 さらにね、メーカーがフリューというクソゲーメーカーなんですよね。 え？何これ？見えてる地雷？とか思ったんですが、ここまでのネタゲーはあまりないんで発売日に買ってみました。 ジャンルはＲＰＧ。ハードは３DSとVITAのマルチです。 感想を一言で言うと、意外なことに面白かった、スゴく。 いや、粗は多いんですがギリギリ目を瞑ってもいいレベルで面白いという。 あ、ストーリーはうっすいです。 Ｄ・ＲＰＧに近い気分。 でも色々笑えたのでアリ。 個人的には萌えも大いにありました。 男キャラともガンガンキスしますよ（苦笑）。 難易度カジュアルでクリア時間まで２４時間。レベルは平均３７ってとこでした シナリオ 主人公は高校生の青年、リョウマ。異世界に飛ばされてきたショックなのか記憶喪失。 目が覚めた途端、何の前触れもなく現地の巫女兵、セレネーに「お前は世界を救うプリズマだ」とか言われちゃう。 主人公も呆然としていますが、プレイヤーもびっくりです。 そしてそのままヒロインのミズキと出会ってキスという唐突展開に突入。 主人公は「プリズマ」と呼ばれる救世主との事。 そして主人公と同じ世界から飛ばされてきた仲間たちは「プリズマの騎士」なんですが、飛ばされてきた時はまだ覚醒していないのでモンスター（デフジム）に狙われるし、食われますよ、と。 そして、覚醒するためには主人公とキスしなければならないのだ！ まさにKiss Or Die?なわけです。 スゴーイ！トンデモゲーすぎる！ 尚、二人目のキス相手が男で、双方どん引きする所までのプレイ時間はおよそ４５分ってとこです。 シナリオ上強制なので男キスも避けられません。強制は1回だけだけどね（男性諸君、ご愁傷様）。 全員アニメ付きでキスです。 冒険は一つの村とその周囲の遺跡と森でしか起きないので世界規模の危機の割にスケールが小さいです。 主な流れは仲間獲得のために森に行くのと中ボスを倒すのに遺跡に潜る、の繰り返し。 合間のストーリーはちょっとした会話イベント程度という。 それでも面白いと思えるのはバカゲーすぎて笑いが止まらない展開やら、後述しますが戦闘が楽しいからだったりします。 主人公のリョウマは穏和というかちょっとほわんとした感じ。何故か男女共にモテモテです。 記憶喪失だけどその辺はあんまり悩んでいないらしい。しゃべらない系主人公ではないのですがあまり個性は押し出してきません。でもやっぱり癒し系。 あとはお調子者でよくいる友人タイプのキャラ、マサルとかちょっとスカした武道少年のジンがいます。 二人とも登場シーンのキスは心底嫌がっており笑えて仕方ありませんでした。 勿論、主人公もうえーって顔してます。 その後は仲間として仲良くなって女子含めて楽しそうにしているのがなんかいいです。 結構笑えるシーンも多くて好きだ！ 一応キャラ別エンドはあり、男二人もエンディングはちゃんとあります。 ストーリーは色々物足りないですが、もし完全版でたら買ってもいいかなっていうか、買うよ！っていうくらい好きです。 システム システムはやはりコレから書かねば。 キスシステム！ 敵を倒すとエクスというエネルギーを主人公が吸収します。 そのゲージが溜まればキスをして（主人公から仲間にエネルギー注入な感じで）必殺技が使えます。 そんなわけで序盤は戦闘のつらさも相まってミズキとキスしまくり！ ゲージをマックスまで貯めてキスもマックスにすれば‘体がアツイの！’とか色っぽい事言いながら女の子が全体攻撃とかの強力な必殺技を放ってくれます。 キスすれば好感度も上がりますし。 このゲームの無駄に注目されてるところでもありますが、勿論男ともキス必殺技出来ます。 キスレベル２くらいまでは主人公から近付いてキスするんですが、レベル3あたりかな。最初から距離近くて、そこでうまくキスするとフィーバーするんですが、あれってどうなの？(苦笑) レベル３までいっちゃうと男女ともにフィーバー受け入れちゃうのか。 ただ、男キャラは余程イヤなのか物語中盤以降までキス技解禁されませんが。 逆に好きなキャラとばかりキスしてるとパーティメンバーからは苦言を呈され、スタメン以外からは冷たい視線を浴びせられるという（ステータス画面の表情がジト目に･･･） 女子だけならまだしも、キス技拒否ってる男キャラまで文句言ってくるのでどーしろっちゅーねん！って気分になれます。 うん、笑える。 戦闘はランダムエンカウント。 でもシンボルとして見えてる敵もいて、これがやや強敵。 ダンジョン内のシンボルを全部倒すとちょっとだけボーナスがあります。 戦闘難易度はカジュアルとノーマルの二種から選べます。 が、カジュアルでも雑魚敵にやられて仲間の一人二人すぐ死ぬのでなかなか緊張感があります。 必殺技の出し惜しみとかしてる場合じゃありません（普段ＭＰ温存したいタイプですが） 主人公が死ぬとゲームオーバー。 ただし、その戦闘の最初からリトライ出来るから割とどうにかなるかな。 セーブロードは携帯ゲームらしく、いつでも出来るのでマメにしておいた方がいいです。 そして、エンチャント命！！ 色々微妙なゲームなのに妙に楽しい戦闘システム。 武器や防具に追加効果をつけられます。 これをどうつけるかが全ての分かれ目。 色々調整して、新しい武器防具が来たらまた考えて付け変えて、とかかなり楽しいです。 いい効果をつけるとコンボがボンボン繋がって凄く気持ちいい！ 適当にやってると死にますが。 戦闘はＲボタン押しっぱなしで超早送りになるので快適です。サクサク。 っていうか、エンチャントでコンボが繋がると雑魚戦ですら１ターン長いので飛ばさないとやってられないです。 尚、雑魚戦でも基本的にオートバトルは使用しません。 っていうか、オートバトルが大ざっぱすぎて。 オートは全力と回復とＭＰ使用しないの３通り。 全力はせっかく必殺技ゲージためてるのに勝手に必殺技使うし、しかも全力攻撃のくせに結構死ぬし。 回復優先は回復優先してるはずなのに結構死ぬし。 ＭＰ使用しない、は本当にレベル差のある雑魚戦にしか使えないし。 オートバトルはだめだめです。 あと３ＤＳなのに下画面全然活用されてなかったり。 キャラの現在ＨＰＭＰが表示されてるだけ。 マップとか表示しようよー。 マップは上画面下方に表示されてますが一部表示でわかりにくいです。 ＶＩＴＡとマルチだからかなー。 ３ＤＳなのに３Ｄ成分も少ない（笑） ムービー全て２Ｄ。 ダンジョン部分は３Ｄ表示になるけど･･･あまり必要性感じないかな。 尚、ＶＩＴＡ版には実績のトロフィーと料理レシピのＤＬＣがある模様。 本筋は同じみたいです。 料理システム レシピとアイテム揃うと料理が作れます。 料理は結構効率のいい回復アイテムなのでダンジョン前に作っておくといいかも。 キャラによって作れるメニューが違うのもちょっと面白いですよね。 丼ものに強いマサルとか、メニュー少ない上に失敗率高い主人公とか。 主人公は料理下手なのだろうか。 女子はお菓子も作れたりね。 最後に一つ。 ダンジョン長いです。 仲間を拾いに行く森ダンジョンはまあいいのですが、中ボス倒しに行く遺跡ダンジョン長ぇ･･･。 ３つ目で心が折れそうになりました。シンボルエンカウントいくつかスルーしたよ。 回復ポイントとかもないし。 物語部分よりダンジョン部分が長くＤ・ＲＰＧなの？って気分になります。 エンディング分岐はラスダン手前なのでそこでセーブして、ラスダンは雑魚よけ撒いて進むと楽。 後半になるとエンチャント効果でＭＰ回復しまくるから割と楽にはなるんですけどね。 クリア後の周回要素やムービーギャラリーないのも残念なところ。 おかげで３つしかないセーブデータのうち２つがマサルとジンのキスムービー前で、残り一つがラスダン分岐前で埋まってしまいました。 色々面白いシーンが多いだけに惜しい。 グラフィック・音楽 グラフィックはまあ綺麗・・・かなあ？ 私は３DS板をやったのでVITAだともうちょっと違うかも。 キス部分だけアニメが入ります。何故ここにだけ力入れたかな(苦笑)。 音楽はメインテーマが下村陽子、ってのを売りにしてますがメインテーマってトップ画面でしか流れないじゃん！って感じです。 でもダンジョンの曲などもそこそこ良いので問題ないと思います。 ＯＰの曲もいいです。ちょっとＣＤ買おうか悩んだ。 声はないイベントもありますが、基本的に皆上手い方ばかりなので問題なし。 戦闘キスでのマサルの声が妙に色っぽいのはどうしたものか（笑）。 感想 色々粗があるのがよくわかるんですが、でも好きだな。 戦闘も楽しかったし。 本当に加筆修正の上、システム手直しして完全版だしてよって感じです。 この戦闘システムなら完全版でたらもう1周してもいいよ。 個人的にマサルが好きだなあ。 女の子も皆可愛かった。後期加入組のアカリとコトネはあんまり記憶に残ってないんだけど、シホとミズキは好きです。キス技も相当使いました。 本当にシナリオの薄さというか会話シーンの少なさがもったいない！ キャラクターがツイッターをやっててですね。そのやりとりが男女問わずとても楽しそうで見てて萌えるので、こういう会話、ツイッターでやらないでゲーム本編に全部入れといてよ、と思ってしまいました。 ツイッターネタでシホとミズキがどっちがキス技の回数多いか探り合ってるんですが、何故かマサルがちゃちゃ入れに乱入して、一番多いのアタシよお〜！とかやって女子に怒られてました。 が、その後、いやいやオレじゃねーよ？いっても38回くらいだし。俺、エクス技大ベテランで知り尽くしてるし・・・って、うえええ、いつの間にか俺平気になってたあって一人ツッコミやらかしてて笑えました。 まあ、戦闘で生死がかかってたらキスごとき慣れてしまうかもしれません(笑)。 (２０１３，１１，１０記) 戻る ネタバレ感想 エンディングまでがっつりネタバレしてるので要注意！あと、妄想過多です。 クリア後、ＯＰテーマ曲買いました。 スタッフロールが終わってトップ画面に戻ったときＯＰテーマが流れて気がつきました。 この曲の１番って主人公の気持ちっぽい。ちなみに買って聞いたら２番はエンディング相手の方。 これエンディングで流されてたらちょっと泣きそうになったかもしれない。 一応このゲームの内容知ってて作った歌なのかな。よく合ってる。 と、いうわけで悲恋(？)です。もの凄く。 男キャラのエンディングは爽やか友情という体裁をとっていますが、お互いを思う気持ちはもうこれ、絶対それ以上だろうっていう。 恋愛的な何かっていうよりは相棒とか親友とかそっち系ですが、行き過ぎた友情好きとしてはたまりません。 説明不足のせいで逆に行間を読みたくなる話だったりもして。 お話としては記憶喪失で異世界の森に倒れてた主人公が巫女兵のセレネーに拾われて救世主「プリズマ」になるというもの。 仲間も次々と空から降ってくるんですが、主人公がキスして覚醒させないと戦士としての力が使えなくてモンスターに食われちゃうという。 あと神託とかいうアイテムも世界を救うのに必要だからダンジョン潜って集めてこい、みたいな。 仲間救出とアイテム集めが交互で６人の仲間を集めたら後半戦突入です。 ストーリーは薄め。 セレネーは実は生け贄とされた先代プリズマを助けたくて今回の世界危機を引き起こしたというのが後半。お前のせいか！ 主人公も当然生け贄要員です。が、主人公割と淡々としててびっくりです。「とりあえず生け贄の件は後でゆっくり考えればいいんだから、今はボス敵倒しておこう」と。作中でも常に穏やかっぽい感じでしたが実は大物なの？ とりあえず見たのはマサルエンド。 ムードメーカーの友人キャラマサル。 主人公との初回キスのいやがりっぷりは笑えます。 主人公が女の子とキスした後なら女の子との間接キスになるから主人公とキスしてもいいよ！という剛の者。 その後も主人公とヒロインのキス回数を数えてるらしい（笑）。 「最近ミズキとばっかりキスしすぎじゃね？」 「数えてるからわかるぜ」 「数えるなよ・・・」 みたいなやりとりが戦闘後に入って笑えました。 大のゲーム好きで以前やったＭＭＯでジンやアカリとパーティを組んでいた模様。シホとも同級生みたいだし。 アホキャラなのに主人公と別れた後は猛勉強して夢を叶えたようです。ドラえもん復活させる話ののび太君ばりのメタモルフォーゼです。マサチューセッツで優秀な成績を叩き出した上に約束のゲームを作るために帰国するＥＤ。受験勉強も海外留学の時も絶対主人公のこと忘れてないんだろうなーと思うとなんか切ない。 おそらくゲーム時点から７〜８年は経ってるだろうに再会を願う気持ちもそのままみたいだし。 このエンディングで主人公が以前ジンやマサルとオンライゲームで一緒にパーティ組んでた相手だってのが発覚します。アワスラン＝主人公。 まあ、それっぽいとは作中イベントで既に言われてましたが。 面倒見がよくて皆をまとめるタイプみたいな。 ネーミングセンスがマサルと一緒だったんだなあ。 なんかこう、３学期に転校してしまって学校でぼっちだった寂しさを紛らわすのにやったゲームで主人公に救われ（パーティ組もうと誘ってきた気さくなのが主人公だったみたいだし）、異世界で主人公と過ごして夢に向かって進むことにし･･･主人公にいつも救われたって感じなのかな。 このエンディング、ジンがマサルに勉強を教えたり、シホが世界的歌手になって資金援助してきたりしてる描写があり、微笑ましいです。 シホフラグも立ててたので彼女も主人公との約束を果たしたんだなあって。 なお、シホには「ねえねえ、マサルのこと好きなの？」 「そんなことないけど」 「だって最近マサルとばかりキスしてるじゃない？」と言われて焦ったことがあります（戦闘後会話） いや、マサルとばっかりキス技してたけどね。 この時は主人公とマサルの仲をからかってた程度のようですが、その後、シホフラグ立ててからは「私、最近ＥＸ技使ってない。もっと私も活躍すべきだと思う」と直球で文句言われるようになりました。もっとキスしろってか。 このゲームの無駄に細かいところ、好き。 そんなわけでシホも好きです。 弟は超優秀で家族からもちょっと見放され気味なシホ。 自分の場所を作るためにアイドルを目指すもいまひとつパットしない。 でも、主人公と一緒にいて相談に乗ってもらって好きになって、夢に向かってもっと努力する決意をする話でした。 ちょっと頭は弱そうで、たまに言葉の使い方間違ってたりしますが。主人公のことを「めざといね」って誉めてたけど、それ誉め言葉違う。 あと、まだＥＤは見てないんですがジン。 ちょっとすかしたエリート系武術青年。 しかし、ファーストキスは主人公に奪われたという。 覚醒前でも自力で結構な数のモンスターを撃退したものの力尽きて死ぬ寸前。 まさにkiss or Die?で問答無用にキスされてしまった不幸の人。 色々笑えました。 尚、６人目の仲間を救おうとしたときに強敵すぎて形勢を立て直すため退却を考えますが（＝仲間を見捨てる）、その行為を恥じてキス技解禁となります。ま、戦うのになりふりかまってられなくなったって話ですが。キス技強いもんねえ。 以前やってたＭＭＯでは女剣士を使用していたらしく、上から目線でいやな奴だったとかマサルに言われてました。キャラ名しのぶ。 その後、マサルにネカマだったの？とかしのぶぅ〜とか呼ばれてからかわれてて面白かったです。真面目なせいか割といじられ系。 ジンでキス技使わないと「最近エクス技の使用頻度に偏りがあるようだ。これは全員分を平均化して･･･」 「キスされたいのかよ（マサル）」みたいな会話が発生して笑えました。・・・されたいの？ さて、主人公のリョウマですが、この人が一番謎なんだよなあ。 穏和でみんなに好かれる青年。 年下の女の子に対して「キスしないとまたモンスターに襲われちゃうんだ」とキスを迫る姿はお前こそアブナいわ！と突っ込みたくなりましたが、大いに笑えました。 さすがに男とのキスはイヤだったみたいでマサル発見したときは「男なんだけど･･･」ってなってて面白かったですし。 この時ってむしろミズキが主人公がほかの女の子とキスするのは複雑だなあって顔してたんですが、２番目がマサルと知ってホッとしてるのも印象的でした。ヒドいぜ（笑）。 主人公は以前ＭＭＯでみんなをまとめる穏和なリーダーっぽかったみたいです。 あとミズキは元々主人公を好きだったみたい。 何がすごいってこのゲーム、主人公の記憶喪失が直らないところですよね。 え？シナリオ投げたー？って思いましたよ。 まあ、好意的に解釈すればわざとかなって気もするけど。 主人公だけ最初から装備品ついてたし。 記憶があったら夢とか家族とか色々あって帰りたくなっちゃうからこそ、プリズマ（生け贄要員）は記憶喪失なのかなーなんて、ね。 覚醒と引き替えに強制的に記憶消されてるとかだったり？みたいな妄想。 この主人公、ほとんど自分の心境を語らないんですが、記憶どうなるのかなー。まあ記憶が戻らなくても、仲間がいる。だから大丈夫。ってラスダン前で初めてモノローグ入るんですよ。 そこで選択肢。 ○○との思い出があればそれでいい、ってね。 その後、生け贄要員だと知らされても全く動揺しない主人公。なんか達観してそうな感じでした。みんなが気を取られてるすきにさらっと生け贄になってるし。 以前のことは覚えてないけど、なんだか寂しかった気がした。ここでは守りたい人を得たから後悔はない、的なことを最後に言う主人公。 みんなが元の世界に強制送還されていくときも最後まで残って「主人公が生け贄になるのイヤだ」っていうエンディングキャラに対する態度も落ち着いてて余計にもの悲しいです。 さっき書いたみたいにミズキは元々好意的だったし、過去のＭＭＯ内でも仲間から好かれてたっぽかったのにそんな未練なしとか。 家族とかどうしたんだろう。 やっぱり一応全員のＥＤ見てみるかなー。 巫女兵セレネーは描写が薄っぺらくて萌えませんでしたが、若干可哀想でした。グシャ！ですからねえ。 前回の生け贄を好きになってしまってなんとか救いたかったっていう。主人公のことも犠牲にするつもりではなさそうでしたし。まあ、つらすぎて壊れちゃったのかな。 どっちかっていうとサラっと主人公を犠牲にしようとしてくる妹のほうが鬼畜。失恋も同情できません。 あれ見ると主人公はこの先ずっと塔の中でマサルの夢でも見ながら微睡んでいるのかな（マサルとの思い出だけあればそれでいい、を選んだので）と思えてそれも切ないです。 過去も家族の記憶もなくて、好きな人の思い出だけ抱えて、ともすれば何万年も世界を支える燃料にならなきゃいけないっていう。 んで、スタッフロール後にぼーっと見てたらＯＰムービー始まるわけですよ。 ふるえてた君に叫んださよなら。（略）どうか君は笑っていて。その夢を忘れないで。（１番の歌詞。多分主人公視点） 寂しさはこの季節のせいかな。向かい風の中で今も消えないで煌めいてる。その笑顔がその言葉が背中を押してくれた（２番の歌詞。多分攻略キャラ視点） 全キャラそうなんでしょうけど、今見たばかりなので主人公との約束通り夢を叶えたマサルの歌に聞こえちゃうよ〜（涙） 主人公救済真ＥＤとセレネー救済ルートとシステム面をもうちょっと快適にして完全版出してきたら買うから出してって言いたい。 主人公の記憶喪失の一件とか、シホとコトネとジンが同じお店に行ってたとか、MMO連中とか、全員に何か共通点があるから騎士に選ばれた理由とか裏設定もありそうなのに（普通のRPGなら普通に作中で語られそうなポイントですよね） 結構ハマりました。 戻る